韮崎エリア

3年ぶりの武田の里音楽祭、合唱や演奏で観客魅了

 N響団友オーケストラや県立韮崎高等学校吹奏楽部、武田の里音楽祭合唱団などが協演する「武田の里音楽祭」(一般財団法人武田の里文化振興協会主催)が、12月11日、東京エレクトロン韮崎文化ホールで開かれ、約500人が迫力あるオーケストラや合唱を楽しんだ。

 この音楽祭は、新型コロナウイルスの影響で3年ぶりに開かれたもので、26回を数える今回は「自然とうたおう」をテーマに2部構成で行われ、約160人が出演した。

 当日は、N響団友オーケストラによる「ウィリアムテル序曲」で幕が上がり、韮崎市出身のサックス奏者・伊藤風薫さんや韮崎高校吹奏楽部との「そりすべり」を演奏し会場を盛り上げた。

 また、合唱では、オーケストラの演奏に合わせて武田の里音楽祭合唱団のジュニアコーラスが「サウンド・オブ・ミュージック」を振り付けを交えて歌ったほか、一般コーラスは「韮崎市民歌」や「御勅使川」などを披露し、大盛況のうちに幕を下ろした。

 旭町から来場した鈴木得美さん(64)は、「韮崎市内で頑張っている合唱や吹奏楽を応援しようと参加した。久し振りに本物の音楽に触れる機会になり楽しかった」と話した。

 

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