できごと

クスリのサンロードと森林整備協定締結

 株式会社クスリのサンロード(本社:甲府市)と明野町の浅尾原財産区管理組合が所有する明野町浅尾字浅尾原地内の森林整備に関する協定がまとまり、7月3日に森林整備協定書の締結式が市役所で行われた。

 この協定は、やまなし森づくりコミッションが仲介したもので、当日は、クスリのサンロード、浅尾原財産区管理会、北杜市、峡北森林組合と同森づくりコミッションの各代表が出席し、協定書に署名した。

 クスリのサンロードは、身延町でも森林整備に係る協定を締結しており、北杜市は2カ所目。今回締結した浅尾原財産区の山林は約1㌶で、「クスリのサンロードの森 明野」として今後、植栽や下草刈り、林業体験などを行うことにしている。

 協定締結式であいさつに立った上村英司市長は、「2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をした。カーボンニュートラルの実現に向けて大きな前進になる取り組みだと期待しています」と話し、クスリのサンロードの樋口俊英社長は「クスリのサンロード社員による植栽、下刈り、林業体験を通じ、社員の森林整備への意識向上とボランティア活動を通じた研修としても期待している」と語った。

 森づくりコミッションの島田欣也副代表によると、クスリのサンロードは、緑の募金活動で協力しているとし、「一昨年から身延町で森林整備活動を始め、もっと本格的にという話しがあり、昨年11月頃から検討を進めていた」という。