くらし

「しあわせごはん」心も体も健やかに

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白州町の五風十雨農場の藤巻佳史農場長は、「こふく亭」を「電気もガスもない、循環型レストラン」と語る。

ソーラーパネルで電力を賄い、雨水と地下水を上手に利用。薪と炭で調理し、炊飯には60年前の鋳物製「糠竃(ぬかくど)」を使うなど、省エネルギーの工夫・知恵が随所に見られる。

マクロビオティックに基づいた料理は、農場で採れた無農薬・無化学肥料の米と野菜、地元産の旬の食材や雑穀を使用。おかずが6点盛られたランチプレートは、五分づき米ご飯とスープが付いて1200円。

有機野菜のラタトゥイユ、夏野菜の揚げびたし、白ひえとカリフラワーのコロッケなど、調理方法や味付けはバリエーション豊か。なんと1食に30種類以上の新鮮な野菜が使われ、どれも素材の旨味を十分に引き出し、野菜本来の美味しさを再確認できる。

「ごはんはおかわり自由です」と、石野太生輔シェフ。スタッフの清水哲朗さんも「常時三種類あるスイーツもおすすめです」と微笑む。

こふく亭の「しあわせごはん」は、食べること・生きることの幸せを実感し、心も身体も健やかになれる。

【営】11:30〜17:00 ディナーは2日前までに予約

【休】火・水曜

【問】090-8878-1611