方言川柳の作品募集始まる
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今年で十九回目の開催となる「八ヶ岳薪能」(同実行委員会主催)が、八月三日に、小淵沢町上笹尾の身曾岐神社内にある能楽殿で催され、約千五百人の観衆は、時折月明かりが差す舞台上で繰り広げられる幻想的な舞いに酔いしれていた。
今回の公演は、中国の仙女の西王母を題材にした能「西王母」から始まり、続いて、野村万蔵さんと野村扇丞さんによる狂言「清水(しみず)」では、鬼に扮した太郎冠者が、主人に対して、次々に自身の待遇改善を求める姿に、会場内は笑いに包まれた。
また、午後六時四十分頃の日没に合わせて、会場内に設置した四つの薪に火がたかれた後には、能楽師の辰巳満次郎さんが大天狗に扮する能「鞍馬天狗」が披露された。