甲陵中・高校の体育館を改築　臨時市議会で可決

第三回臨時市議会が、八月四日に開かれ、市は、長坂町にある甲陵中・高等学校屋内運動場の改築工事に係る契約案件を市議会に提出し、全会一致で可決された。

屋内運動場の改築は、既存の施設が建設から三十一年経過して老朽化が進んでいることや、〇三年に実施した耐震診断結果が、基準値を下回ったことなどを理由に行われるもので、七月二十四日に、既存の屋内運動場の解体を完了している。

新しい屋内運動場は、旧屋内運動場の解体跡地に新しく建設するもので、総事業費は約四億三千万円。延べ床面積は約千九百平方㍍、鉄筋コンクリートづくり一部二階建てで、倉庫や更衣室、トイレなどを備えている。

市の教育委員会によると、八月下旬に起工式を行い、今年度中の完成を目指している。