くらし

森の散策に持って行こう

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小淵沢町の有限会社エンウィット(佐藤良晴代表)では、アップル社が発売する携帯電話機のアイフォーンと小型音楽再生機のアイポッド(カラー液晶製)で活用できるソフト「バードソング フォー アイポッド」(税込・三千九百九十円)を開発し、このほど発売を開始した。

「アイポッドを持って野に出よう!」をキャッチコピーにしている同ソフトは、日本国内でみる事が出来る野鳥二百五十種の鳴き声と写真、その野鳥の解説が表示され、高原や渓流の音と風景の画像も入っている。

佐藤代表は「三年くらい前にオオルリが自宅の玄関そばで営巣し、二週間ぐらいその姿を見る事が出来た」と、野鳥に興味を持つきっかけを語り、野鳥の生態を調べるようになったことで、「散歩に出た時に、あの鳥の鳴き声は何だろうと、戻って調べるけど、忘れてしまっていて」と、その場で手軽にチェックできたらと、携帯性の高い再生機のソフト開発に着手したという。

鳥の鳴き声の音源は上田秀雄氏、写真は叶内拓哉氏という二人の協力によって、図鑑とは違った内容に仕上がっている。

「自然豊かなこの地域を巡って、鳥に親しんだり、地元にある鳥に関係するギャラリーを歩くのも楽しいと思います」と佐藤代表は話している。

バードソングは、白州町の薮内正幸美術館で取扱っている。

問い合わせは電話0551-20-5278まで。