長坂の商店街で時代まつり
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小淵沢町のキッチンハートランドで、現在、複数の紙を重ね合わせた立体的な絵画「シャドーボックス」の展示会が開催されている。十月三十一日まで。
店内の展示スペースには、市内に別荘を持つ梶井悦子さんが制作した作品が飾られており、サバンナの動物を描いた「サファリ」や、梶井さんの息子の妻にあたるイラストレーターのDebbieさんが描いた絵をもとにした「スモーキング」など、精巧な技法で作られた二十点のシャドーボックスを見ることができる。
シャドーボックスとは、五枚〜十枚程度の同じ絵を切り出して、それらを重ね合わせて行くことによって、立体感や遠近感をつくる三次元のクラフトのことで、十七世紀のイタリアで流行した絵を切り抜いて家具に貼り付ける「デコパージュ」が起源とされる。
一方、高根町の家具工房「我楽舎」では、Debbieさんのイラスト展が十日四日まで開かれている。
シャドーボックス展の問い合わせは電話36-6162(キッチンハートランド)、イラスト展の問い合わせは電話47-4247(我楽舎)まで。