くらし

ポケットパークに図書箱設置、本の寄付も受付け

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高根町清里の朝日ヶ丘班景観委員会では、清里と大泉町の観光施設などを巡るピクニックバスの利用者や観光客のために、牧場通り沿いに七カ所のポケットパークを設けており、このほど、「黒井健絵本ハウス」バス停のポケットパークに、新たに本棚を設置した。

同委員会は、自治会で美しい景観作りに取り組んでおり、牧場通り沿いの草花の植栽やポケットパークの設置を進めてきた。

今年度は、社団法人国土緑化推進機構の「平成二十一年度緑と水の森林基金」事業に認定され、十月四日の「牧場まつり」で、子供を対象に木工クラフト体験を行ったほか、ポケットパークに「森の図書箱」を設置した。

「森の図書箱」は中に本が入れられるようになっており、観光客やバスの利用者が本を自由に読んで、休憩時間やバスの待ち時間を楽しめるようにと企画されたもので、同委員会の成田英士事務局長は、「ポケットパークが老朽化してきたので、その修理をしつつ、少しずつ森の図書箱を増やしていきたい」といい、「自然に関する本やガイドブックなどを寄付してほしい」と、本の寄付を呼び掛けている。

問い合わせは電話48-2435まで。