くらし

須玉美術館で銅版画作品を展示

12032.gif
12033.gif
12031.gif

須玉町の須玉美術館では、九月二十六、二十七日に、須玉ふれあい館で実施したワークショップ「たのしく銅版画」の参加者の作品をロビーに展示している。

同ワークショップは、日本版画協会会員で飯田女子短期大学の北野敏美教授を講師に迎え、毎年行われているもので、参加者はエッチングやアクアチントなどの技法を学びながら、それぞれ個性的な銅版画作品を完成させた。

ワークショップの参加者からは「(銅版画に)取り組んでいる間は、夢中になってのめり込んでいて、作品に愛情が生まれてきた。先生の指導のもとでやっていくうちに、銅版画の世界は奥が深いことがわかった」という感想が聞かれた。

同美術館の金澤志保学芸員は、「毎年、心待ちにしてくれているリピーターもいるイベントで、今年も皆さんが楽しんでくれたので、嬉しく思います」と話している。

ワークショップ作品の展示は今月二十三日までで、入場は無料。

また、館内では、今月五日から来年三月十四日まで、所蔵作品展「オノサト・トシノブと保倉一郎」が開催される(要入館料)。

問い合わせは電話42-5007まで。