くらし

定例市議会の代表質問行われる

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十二月二十二日、十二月定例市議会が開会し、各会派代表質問が行われた。

今議会では、条例改正の提出を見送った水道料金統一問題や大幅な赤字が見込まれている明野廃棄物最終処分場につての質問に注目が集ったほか、デマンドバスの運行について、二十二年度予算編成、市の活性化策など、五会派全てが質問に立った。

水道料金統一問題では、北杜クラブと市民フォーラムから質問があり、市の生活環境部長は「安定した安全な水を供給するために、施設の維持管理、整備を継続し、国の補助金を受けて実施する必要がある」とし、「早急な統合計画に基づく経営認可申請を提出して認可を受け事業を進めなければならない」と答弁し、白倉政司市長は、「今後さらに説明会などを通じ、住民の理解をいただくなかで、早期に料金の統一を進めたい」と考えを述べた。

一方、当初見込みから大幅な減収になっている明野廃棄物最終処分場問題では、「操業期間の延長や焼却灰の受け入れなど、協定内容の変更の動きがあるが市長の考えは」に対し、白倉市長は「平成十八年に北杜市と山梨県、山梨県環境整備事業団で締結した公害防止協定を順守することが基本」との考えを示した。

この日傍聴に来ていた明野廃棄物最終処分場問題対策協議会の篠原出代表は、「(公害防止協定の)順守を述べたのは非常にわれわれも評価できる」と語った。