くらし

緑のカーテンで、環境問題を考える

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「北杜グリーンカーテンプロジェクト2010〜広げよう!みどりの輪〜」を進めている市の環境課が中心となって、本庁舎を活用した「緑のカーテンギャラリー」(実証展示)作りが五月二十日に実施された。

この事業は、ツル性の植物を利用して、直射日光が入る窓などを覆い、木陰を作ることで、冷房費の節約を図りながら、秋には育てた植物の実を収穫して料理教室も行ってしまおうという欲張りな実証実験。

五月十三日〜十五日にかけては、支所や本庁で市民を対象にした緑のカーテン作りの講習会を実施し、今回は、本庁を訪れる人に、緑のカーテンに触れながら、その効果を感じてもらおうと緑のカーテンギャラリーとして広く紹介する。

当日は、小雨が降る中、職員約三十人が参加して、土作り班、ネット張り班に分かれて作業を開始。カーテンが設置されたのは、本庁の南館、東館、東別館の三面で、木製のプランターに土を入れ、ツル性植物が成長しやすいようにネットを広げ、たわみが少なくなるよう屋根にネットを固定しながら地面に置かれたプランターを囲むようにネットが張られた。

用意されたプランターは約六十個で、ゴーヤやアサガオ、インゲン、ヒョウタンなどの苗が植えられ、苗が成長し、期待通りの効果が感じられるのか注目されそう。

 

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