くらし

市内の伝統芸能を紹介する「カルタ」が完成

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NPO法人茅ヶ岳歴史文化研究所(新藤武義理事長)では、昨年十二月〜今年三月にかけて応募した「ほくと市もっと知ろうカルタ〜歴史と文化〜」が完成し、五月五日に、カルタ大会と入賞者表彰式を明野多目的屋内運動場で開いた。

このカルタは、市内の伝統行事や民俗芸能を広く募集して制作されたもので、読み句が百八十二点、絵は七十三点の応募があった。選考の結果、読み句と絵を組み合わせた三十六セットのカルタとして完成した。

当日は、優秀な十二作品の表彰式に続いてカルタ大会が行われた。

大判のカルタが地面に置かれ、読み手が「白州の虎頭の舞祈りこめ」や「おぼこさんと暮らせし日々のなつかしき」などを読み上げると、参加した子供たちが一斉にカルタに走った。

完成したカルタの読み札と絵札には、それぞれ作品を作った人が紹介され、絵札の裏側には、天神講やおやなぎさん、筒粥占いなどの伝統行事の説明が掲載されている。

また、このカルタは、市内小中学校と図書館に配布することにしている。

問い合わせは電話25-2019まで。

◆入賞者 ▼八代淑子、佐藤麦太、大久保厚子、田中寛己、田中裕真、輿水俊治、輿水幸子、小原義基、皆川美早紀、深沢守雄、五味與志男、住友智子 (順不同敬称略)