「寒いほどお得フェア」が中止に
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国際宇宙ステーションの実験モジュール「きぼう」に保管され、昨年七月末に若田光一さん共に帰還した神代桜の種百三十六粒のうち、今年のゴールデンウイーク明けに二粒から発芽したことが確認されたが、六月八日、種の管理を行っている武川町在住の三枝基治さんが市役所を訪れ、苗の成長状況を白倉政司市長に報告した。
当日は、二粒から発芽した苗がポットで市長室に持ち込まれ、三枝さんは「来春までには、一メートルくらいに成長するでしょう」と約十一センチに成長した苗を紹介。白倉市長は、「地球は青かった」という飛行士の言葉になぞり「きっと青い桜が咲くのでは」と笑を誘った。
今回発芽したのは、武川中学校の生徒と一緒に種のポット植をした百十八粒のうち二粒で、発芽率は一・七%。今後は、苗の成長に合わせてポットの大きさを替えて、丈夫な苗を育てることにしている。