くらし

国蝶オオムラサキの羽化、秒読みに

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北杜市オオムラサキセンター内にある国蝶オオムラサキの飼育施設「びばりうむ」で、オオムラサキの幼虫が次々とサナギ(よう化)になっており、今年第一号の羽化まで秒読み段階に入った。

今年最初にサナギが確認されたのは、六月五日で、およそ三週間後に羽化するとみられているが、天候不順が続いたこともあり、同センターでは「六月下旬から七月上旬に羽化するだろう」と、例年に比べて遅くなると予想している。

また、オオムラサキの羽化を多くの人にみてもらおうと、七月三日〜三十一日の期間、毎週土・日曜日に開館時間を早め、午前八時にオープンするサービスを開始する。

このサービスは、オオムラサキのサナギが羽化する時間帯が午前中に多くなる傾向があることから行われるもので、「オオムラサキが羽化する瞬間を、撮影したり、映像に残す人が多いので、開館時間を早めて多くの人にみてもらうことにしました」(オオムラサキセンター)と話す。

問い合わせは電話32-6648まで。