できごと

「月経」の疑問や悩み、語り合う

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山梨県立大学看護学部ヘルスプロモーションクラブでは、8月18日、高根町清里の県立八ヶ岳自然ふれあいセンターで、「北杜の森で健康づくり いのちを生みいのちをつなぐ学習会」の一環として、「身体の主人公になろう『八ヶ岳の森で月経を語る』」を開催した。

現在、月経トラブルに悩む女性が増えていることから、自分の身体に向き合い、快適な月経期間を過ごせるようにと開催したもので、当日は、助産師の伏見正江さんと同クラブの柏木眞理さん、橘田春菜さんらが、子宮や月経の仕組み、基礎体温、月経前に感じる心身の不快な症状を表す月経前症候群(PMS)について説明。参加者同士が悩みや不安、疑問、対処法などを語り合う場が設けられた。

また、伏見さんは「骨盤の歪みは子宮の歪みを引き起こす。定期的に身体を動かし、骨盤を正常な位置に戻しましょう」といい、月経前後を快適に過ごすための月経体操「マンスリービクス」の方法を紹介。参加者も実際に身体を動かし、月経体操を体験した。

伏見さんは「月経中は栄養を十分に摂って、元気よく楽しく過ごし、月経についてきちんと語れる女性になってほしい。男性にも理解してもらうことが大切」と語り、柏木さんは「今日の話し合いの中で出てきた様々な工夫を日常生活の中で取り入れて、月経期を少しでも快適に過ごしてもらえたら」と話している。