くらし

動物たちの「現実」知ってー児玉小枝さん写真展

nagasaka
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高根町の「清里の森」の「A MUSEUM of ART 田中治彦美術館」(田中チカ子館長)では、館内入り口のスペースを利用して、児玉小枝写真展「どうぶつたちへのレクイエム」を開催している。

この企画展は、田中館長が「人と動物や植物とが、いかにお互いを認識し合って共存することができるか」というテーマを模索する中で、「共存」をコンセプトに、人間と動物たちとの現実を知ってもらいたいと開催。写真家の児玉小枝さんの作品約40点を展示している。

動物収容所(動物愛護センター)に収容されて、殺処分を待つ犬や猫の最期の姿を捉えたモノクロ写真の中、訴えかけるような動物たちの真っ直ぐな瞳と悲しげな表情は、強いメッセージを放っている。

田中館長は、「彼女の思いを伝えていく役割を果たしたいと、企画展を開催することにした。写真を通して動物たちの現実を知り、『共存』について考えてもらえたら」と話している。

展示は11月8日まで。写真展の入場は無料。問い合わせは電話48-3733まで。

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