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nagasaka
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須玉町比志の「増富の湯」で毎月第三土曜日に開かれている「中国医学からみた健康作り教室」が、約八年半を経過し、十一月二十日に第百回目の記念講座を迎えた。
この講座を続けているのは、須玉町内で中田医院中国医学研究所を開院している医師の中田薫さんで、平成十四年四月の第一回目の講座から毎月定期的な講座として食事やアトピー、老化、不眠症など、日ごろの生活で気になる健康問題を中心にした内容を取り上げて紹介している。
百回目の記念講座となった二十日、増富の湯の小山芳久総支配人は「健康づくりの場を作りたいと、お風呂だけでなく専門的な指導を受けられたらと始まった」と講座を紹介した。
講座では、中田医師が「人生は良い加減(いいかげん)、適当がいいのです」と訪れた人に語りかけ、西洋医学と東洋医学の違いや「気」について、舌の状態からみた身体の変化、病気になる前の状態の「未病」についてなどを訪れた人に語った。
また今回の百回目の記念講座にあわせて、これまでの講座の内容をまとめた「中国医学からみた健康作り教室」(千二百円)を三百冊製作した。
この本はA4版の百㌻で、「中国三千年の歴史から見た飲食物と健康」や「五臓六腑について」、「冷え症」、「旬の飲食物」など、講座で紹介した内容を全五十項目にまとめている。 同講座は、今後も定期的に開催し、百五十回を当面の目標にすることにしている。
問い合わせは電話20-6500まで。