35歳までの若手写真家の作品紹介
nagasaka
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十二月十六日、武川民俗資料館前の広場で、市民を対象にした「しめ飾り教室」が開かれた。北杜市社会福祉協議会武川支所の主催。
高齢者の生きがい作り事業の一環として開催されているこの教室は、武川町の石水肇さんを講師に迎えて、約十五年前から、武川町在住者を対象に行ってきたもので、今年は初めてほかの地域にも参加を呼びかけたところ、当日は市内から十三人が参加した。
石水さんは、「今日は初めて参加する方が多いので、時間がかかると思いますが、丁寧にきれいに仕上げることを目標に、お互いに助け合い、協力して作りましょう」とあいさつし、しめ飾りの作り方を指導した。
このしめ飾り教室では、農林48号の稲穂やワラを使い、参加者が自分の手でしめ縄を編んだり、ワラを俵の形にするなど、一つひとつ手作業でしめ飾りを仕上げ、約六時間かけて完成させた。参加者は初めての作業に戸惑いながらも、協力し合って作品の制作に没頭していた。
同武川支所では、このしめ飾り教室を来年以降も継続して開催していくとしている。