できごと

「きっぽし」作りが最盛期(白州)

nagasaka
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白州町のビューファーム鳥原平を拠点に活動している農事組合法人白州鳥原平(海野松雄組合長)によるきっぽし(干し芋)作りが最盛期を迎えた。

平成17年からきっぽし作りに取り組んでいる同組合では、約2ヘクタールの畑で、タマユタカを栽培している。タマユタカは、白い皮の色が特徴のきっぽし用のサツマイモで、同組合では、種芋を茨城から取り寄せて生産を行っており、昨年11月に約1700kgを収穫、1カ月ほど置いて追熟させたものを、12月8日から加工し始めた。

12月16日には、同組合のメンバーが参加して、洗ったイモを40分蒸かし、一つひとつ皮を剥き、冷ましてからスライスして、乾燥用の網の上に並べる作業を行っていた。イモは一週間ほど干した後、袋に詰めて、道の駅はくしゅうをはじめ、韮崎市や甲斐市のJA直売所よってけしに出荷されるという。200gで480円。

同組合の渡辺陽一さんは、「全部手作業だから大変だけど、毎年このきっぽしを楽しみに待ってくれている方も多いので、白州の特産品としてずっと続けていきたい」と話している。

問い合わせは電話35-5152まで。

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