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長坂町の北杜市オオムラサキセンターで、蝶の幼虫を来館者に探してもらう「冬眠中のオオムラサキの幼虫・ムーちゃんを探してみよう!」が行われている。
同館入口に設置された六十センチ×九十センチのプラスチックボックスに土を入れ、その上に枯れ葉と共に冬眠中のオオムラサキチョウとゴマダラチョウの幼虫を合わせて三十匹入れているもので、同館職員と一緒に、枯れ葉を一枚一枚めくって幼虫を探す。
オオムラサキの幼虫とゴマダラの幼虫は、どちらもエノキを好んで食べ、見た目には同じような格好。背中の突起が異なっているので、幼虫の違いも観察することが出来るという。
同センターでは、毎年行っているオオムラサキの幼虫の越冬調査で、昨年の基準木における幼虫の数は、例年よりも多い傾向になっているとし、三月頃にも再度調査を実施する予定でいる。
問い合わせは電話32-6648まで。