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市が進める誘致企業の十一番目にあたる「株式会社村上農園」(村上清貴社長・本社:広島市)の植物工場(仮称:山梨・北杜生産センター)の起工式が、二月十九日、明野町上手坂で開かれた。
この植物工場は、約五万九千平方メートルの敷地に、第一期ハウスとして約一万千平方メートルの環境に配慮した省エネルギー型最新鋭の植物工場を建設するもので、総事業費は約十億円。
工場は今年八月ごろに完成し、十月からは営業生産をスタートさせる計画でいる。また、第二期ハウスとして、約一万二千平方メートルの植物工場も予定している。
同社は、かいわれ大根や豆苗(とうみょう)などの発芽野菜(スプラウト)の生産・販売を行っているスプラウトメーカーで、今回建設する新工場では、消費者人気が高いエンドウ豆の若菜の「豆苗」を中心に生産することにしている。
また、生産した発芽野菜は、首都圏をはじめ中京圏に出荷する計画。新しい工場の生産能力は、年間千八十トンあり、同社全体の生産能力が四割増加するという。