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北杜市3月定例市議会が開会

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北杜市三月定例市議会が、三月二日に開会し、会期日程を十七日までの十六日間とすることを決めた。各会派の代表質問は十五日、一般質問は十六日の予定。

今年度の一般会計当初予算案は270億158万円で、二十二年度当初予算と比較し、13億9803万円(四・九%)の減になっている。

白倉政司市長の所信表明では、市債残高がピーク時と比べ141億円減少し、868億円になることが見込まれ、基金も79億円程度増加して129億円が見込まれると話した。また、市職員の適正化計画をはじめ、産学官連携、第二次行政改革大綱の策定と推進、子育て支援、NEDO太陽光実証研究施設「北杜サイト」の市の直営化など、今年度事業を紹介した。

また、明野町の廃棄物最終処分場(県環境整備センター)における漏水検知システムの異常検知問題については、「住民と施設の安全確保のためにも、原因究明がなされるよう働きかけたい」と語った。

このほか、東京大学大学院とパナソニック株式会社が進めている高齢者の社会参加を促進するシステムの構築のための実証研究事業の実施、バイオマスタウン構想の策定、失業者の雇用の機会創出するため百三十人の雇用の計画、武川町の神代桜の樹勢回復に向けた対策、浅川巧生誕百二十年特別展などの開催を語った。

次回本会議は、11日午前十時からの予定。