八ヶ岳の朝を満喫
nagasaka
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三月二日、北部教育センターの主催で、「おとなのぬりえ教室」が、生涯学習センターこぶちさわで開かれた。
当日は、イラストレーターの里吉美香さんを講師に迎え、市民約二十人が参加して行われた。
この教室は、「自分を表現するような内容の生涯学習講座」として初めて開かれたもので、里吉さんは、オオムラサキ、キジ、スズメ、アカゲラが描かれた四種類の下絵を用意し、「紙質の違いを実感してほしい」と、ワトソン紙とマットサンダース紙の二種類を揃えた。
「せっかく自然が豊かな場所に住んでいるので、身近な生き物に目を向けてもらいたいと思い、四種類の下絵を用意しました。何かを『描く』ということに親しんでもらいたいし、一人ひとりの持ち味を表現してほしい」(里吉さん)と、参加者に語りかけた。
「ベタ塗り」や「ぼかし」、「重ね塗り」などの塗り方を説明してから、参加者は、色鉛筆を使って、塗り絵に集中して取り組んでいた。
長坂町在住の金子真由美さんは、「普段なかなか色鉛筆は使わないので、とても新鮮です。塗り絵をやりだしたら、夢中になってのめり込んでしまいました。久しぶりに、集中する感覚を味わいました」と語った。