混声合唱コンサートに向け、練習重ねる
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長坂町のおいでやギャラリーで、現在、「山口昭子作陶展〜花と、茶と、土と遊ぶ〜」が開かれている。
長年、茶道と陶芸を学んできたという山口さんは、平成19年に東京都八王子市から長坂町に移住。自宅に工房と灯油窯を設け、現在も創作活動に励んでいる。
おいでやギャラリーでの個展は初めてで、今回は、伊賀焼の作品を中心に、花器や茶碗、急須、酒器など、約100点が並んでいる。壁には、自宅周辺の草花を撮影したという写真パネルも展示されているほか、「東日本大震災義損金チャリティーコーナー」が設けられ、普段使いできるような陶器の作品を300円〜1000円で販売。売り上げは全額、東日本大震災の被災地への義捐金として寄付するという。
山口さんは、「穴窯で焼くというのは、とても大変な作業ですが、その分、出来上がった作品にはエネルギーがある。作品に自然に出てくる風合いを楽しんでほしい」と話している。
展示は今月9日までで、ギャラリー内の一角に茶席を設けており、来場者に抹茶を振る舞っている。
問合せは電話0551-32-1161まで。