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五月二十八日、高根町清里の清里フォトアートミュージアム(細江英公館長)で、現在開かれている「2010年度ヤング・ポートフォリオ展」で購入した若手写真家を集めたレセプションが催され、約八十人が訪れた。
今回のレセプションには、永久保存版として写真を購入するための選考委員となった細江館長をはじめ、広河隆一氏、三好和義氏が出席。
式典であいさつに立った細江館長は「今年は三十三人から二百五点を購入した。写真家の古里としてこの清里フォトアートミュージアムがあるよう、もっと広めたいと思う」と語った。
続く写真の永久保存証書授与式が行われ、この日参加した十三人の入選者一人ひとりに「収蔵し、永久保存します」と保存証書を手渡した。
今回は、例年のレセプションと趣向を変え、展示場で入賞者の自作品前で、作品づくりについて語る機会が設けられた。
選考委員は、「この写真を撮影する時、苦労しませんでしたか」や「どんな状況で撮影したのか」などの質問に、入選者が作品づくりや撮影するために起こした行動などを語った。
ヤング・ポートフォリオは、写真家を目指す三十五歳以下の若者の優れた作品を購入して収蔵するもので、今回で十六回目を迎えている。