高校生が税務署職員から租税を学ぶ
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北杜市では、食育・地産地消推進事業の一環として、JA梨北と連携し、「ちぢみほうれん草」を学校給食に導入し、一月十三日には、「ちぢみほうれん草のゴマ和え」が給食で提供された。
当日、市立高根東小学校では、北杜市南給食センターの小野和代栄養職員が、二年生と六年生の児童を前に、ちぢみほうれん草の特徴を説明。児童たちはちぢみほうれん草のゴマ和えを頬張り、おかわりをする児童もいた。
小野さんは、「高根町産でとてもおいしいので、ぜひ使いたいと思った。シワの中に土が残ってしまうので、四回ほどよく洗ってきれいにして使うようにしている」といい、「甘みを活かした調理方法を考え、今日はニンジンとインゲンを混ぜてゴマ和えにした」と語った。
ちぢみほうれんそうは、冬の寒さにさらす「寒じめ栽培」という方法で栽培される。葉が横に這うように広がり、霜にあたることで葉が引き締まって厚くなり、寒さに耐えるために葉の表面が縮れてシワが入っているのが特徴。葉の中に多くの糖分を蓄えるので甘みが強く、最も高い時で糖度が十度以上になる。収穫時期は十二月上旬〜一月末で、霜にあたることでほうれん草独特のえぐみのもととなるシュウ酸が少なくなり、食べやすくなるという。
JA梨北営農部によると、約八年前から高根町でちぢみほうれん草の栽培に取り組んでおり、今後も学校給食に提供していきたいと話している。