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白州町のサントリー天然水南アルプス白州工場・白州蒸溜所に、天然水ガイドツアー専用のリチウムイオン電池を搭載した新型電気バスが導入され、十月二十九日から本格運行がはじまった。
この電気バスは、早稲田大学理工学術院の紙屋雄史教授の監修によって開発されたもので、短距離走行、高頻度充電として見学ツアーに適した電気バスで、車内の一部をスケルトンにして、電池の搭載部分が見えるようにしているほか、電気の消費状況をモニターに表示している。
今回の電気バス導入は、「徹底した資源の有効利用に努めている」(同社上田光能生産企画部長)と話し、白州町にマッチするとして導入を決めた。
また、電気バスは五十五人乗りで、ディーゼルエンジンの同様のバスと比較し、年間八トンのCO2削減が見込まれるという。
さらに、充電は同社天然水南アルプス白州工場の屋根に設置した太陽光発電で発電した電気を活用することにしており、電力製造から走行に至まで省エネルギーに貢献することにしている。
天然水ガイドツアーは、一日六回行われており、詳しい内容は、電話35-2211まで。