くらし

小規模ソーラーの実験始まる

nagasaka

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北杜市と長野県境の甲六橋近くの富士見町境で、太陽光発電システムの研究実験施設が完成した。

実験に取り組んでいるのは自然電力株式会社(本社:東京都文京区)で、国内外の七社の太陽光パネルを設置して、日照時間や気温差、発電効率などのデータのほか、太陽光パネルを設置する架台の採算性と安全面をクリアできるかを実験する。

太陽光パネルは約百平方メートルの広さで、ドイツや中国、韓国、日本でつくられた太陽光パネルを設置。発電量は十キロワット弱。

同社では、数軒の世帯で共有できる太陽光発電システムの検討を視野に、「地域に合っているのかを検討し、地元で出来る範囲の発電を進めたい」(長谷川雅也取締役)と話し、設置して結線すればすぐに使える小規模発電システムを研究している。

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