くらし

11月18日に、基調講演とシンポジウム

市内の自然や景観、地域で活躍する老若男女のパワーをさらに引き上げるきっかけになればと、十一月十八日に「北杜シンポジウム〜挑戦から磨かれる『地域力』〜」(同実行委員会)が、小淵沢町のアルソア本社で開かれる。

このシンポジウムは、北杜市商工会の輿水順彦会長が呼び掛け人となって実行委員会が立ち上がったもので、「地域力」をキーワードに、基調講演とシンポジウム、交流会による意見交換などを予定している。

当日の基調講演には、小淵沢町出身で山梨中央銀行の進藤中(なかば)頭取を迎える。「根拠のない自信を持とう」を演題に講演する。

また、続くシンポジウムは、白倉政司市長をはじめ、進藤頭取、大分県の由布院玉の湯の桑野和泉社長を迎えて、地域力についてのトークセッションを予定している。

シンポジウムに参加する桑野さんは、玉の湯の溝口薫平氏の長女で、由布院温泉観光協会の会長を務める一方で、辻馬車の運行、湯布院映画祭、牛喰い絶叫大会などのイベントの中心人物として活動しており、話題を集めそう。

輿水会長は「地域づくりの動きが活発で、いろんなグループがある。そのグループが融合する役割を商工会ができればと思う。また、観光や産業が調和して地域が良くなるヒントがつかめればと思っている」と広く参加者を呼びかけている。

基調講演とシンポジウムは入場無料で、要予約。会場は、アルソア本社で、午後三時半開場。また、交流会は午後六時半からで、参加費は三千円。要予約。詳しい内容は☎32・1211まで。