くらし

リゾナーレが、ワインリゾートを発表

1205.gif

小淵沢町の「星野リゾート リゾナーレ」(星野佳路代表)で、「ワインリゾート」誕生の発表会が、十一月三十日に行われた。また、ワイナリーも完成し、同日にヴィンテージワインを解禁した。

同社が今回発表した「ワインリゾート」には、ワインに関連した要素を盛り込んだ内容で、まず、小淵沢町の畑約三ヘクタールでヨーロッパ系品種のメルローやシャルドネなどを栽培し、醸造家の池野美映氏が手がけた「ドメーヌ エミ・イケノ」のヴィンテージワインを十二月一日に解禁すると発表した。

続いて、ワインの生産にあたり、収穫したブドウに人工的な負荷をかけないよう、ワインの製造工程では、自然落下により醸造製法する「グラビティ・フロー・システム」を使ったワイナリーが完成したことを紹介。

また、レストラン「オットセッテ」では、料理とワインが楽しめる新メニュー「ヴィノ・クチーナ」を用意し、美食体験を提供するという。

さらに、「ラ・テラ・スパ」で、ブドウ粕を有効利用した「スパトリートメント ヴィノスパ」を始めることや乗馬の新しい体験として「月光乗馬」を実施することのほか、県内や長野県で生産されたワインを中心にした「ワインショップ」を来春オープンさせ、ワイン文化の情報を発信することにしている。

同社は、「大人のためのファミリーリゾート」として、大人も子供も楽しめる施設運営を目指してきたが、今回のワインリゾートの発表により、「大人のための魅力」という新たなサービスを提供することにしている。

問い合わせは電話36・5111まで。