トリカブト
nagasaka
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二百年の時を越えたブランデーをブレンドした「リシャール・ヘネシー」を筆頭に、二十五年〜三十年熟成のウイスキーなど、五種類を使った超高級チョコレート「プレミアムチョコレート」(三万六千円・限定十箱)がホテルハット・ウォールデンで二月三日発売され、九日に完売した。
このチョコレートは、バレンタインデイに合わせ、バーラウンジパーチの久保田勇さんがセレクトした洋酒を使い、「世界に通用する内容に挑もう」と企画されたもので、五種類の酒類の熟成期間を合計すると三百八十五年になり、同社でも「二度と作ることができないチョコレート」と話す。
チョコレートを担当したのは、高根町の原田美穂さん(パティシエール)で、「特別な洋酒と素晴らしいチョコを合わせれば、別ないいものが出きる」と素材も厳選し、チョコに洋酒を練り込んだ「ガナッシュ」として完成させ、「すごいお酒なので、チョコもしっかりした(酒に)負けてしまわないようにした」という。
素材にこだわったプレミアムチョコレートは、五種類の洋酒が二粒ずつ入った計十粒入り。包装で中のチョコレートが移動しないよう、未開封感が感じられるシーリングワックス(封ろう)で封印し、萌木の村に似合う演出を行ったという。
同社では、来年のバレンタインチョコレート企画として、高級洋酒の利用を検討することにしている。