くらし

市内で防災訓練、白州町を重点地区に訓練実施

市内で震度六強の地震を観測し、白州町内に大きな被害が発生したーを想定した北杜市総合防災訓練が、九月二日に白州体育館を会場にして行われた。

この防災訓練は、市内全域を対象にして実施されたもので、今回は、白州町を重点地区として、現地災害対策本部の設置や避難所の開設などを行った。

午前九時に糸魚川ー静岡構造線地震が発生したと想定して行われた訓練は、白州体育館前駐車場に現地災害対策本部を設置し、避難者の誘導、消火訓練、炊き出し訓練、煙体験、給水車の出動、災害ボランティアセンターの開設などが進められた。

また、体育館内には避難所が開設され、避難誘導した市民にプライバシーを確保する間仕切り空間が用意され、グループごとに体験。

さらに、救護所が開設され、傷病者の症状によって色分けされたスペースに搬送する「トリアージ」訓練が行われ、トリアージ・タッグによって軽度〜重度の識別と応急対応、AEDを利用した訓練なども行われた。