くらし

大泉町の宇宙神代桜の子桜が満開に

 大泉町谷戸の「有限会社パンの家エム・ワン」(三井龍生社長)の敷地に植えられている武川町の山高の神代桜の種から育った「宇宙神代桜」の子桜が満開になり、見ごろを迎えている。

 宇宙神代桜は、2008年11月、若田光一宇宙飛行士と共に神代桜の種118粒がスペースシャトル・エンデバーに乗り、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で約8カ月滞在。

 09年7月に地球に帰還し、その中から発芽した2粒が「宇宙神代桜」として育てられたもので、その桜の種から発芽した子桜を17年2月に同社の敷地に植樹していた。

 4㍍ほどに生長した子桜は、白い小振りな花を下向きに咲かせており、満開の花が訪れた人を迎えている。問い合わせは☎38・4181まで。