できごと

長坂小フェスタ開催、風船に夢を託す

市立長坂小学校(平井美充校長)で、全校児童が参加する恒例の「長小フェスタ2012」が十月二十日に開催された。

今回は、同小学校が閉校し、来年度からは新しい長坂統合小学校になることから「閉校記念」の一環として開かれ、児童約百八十人が参加した。

当日は、午前の部で一年生〜六年生までの学年発表が行われ、午後の部では同小PTA(小宮山栄二会長)による学校周辺の施設などを巡る親子ふれあいウォークを実施した。

最後には、閉校を記念した「フィナーレ」が今回初めて行われ、歌手と一緒に校歌を斉唱。続いて今年の運動会で撮影した全校児童画が写ったカードに、児童が将来の夢を書き、風船と共に大空に飛ばした。

カードには、「閉校記念三十八年の歴史に幕を閉じます」と書かれ、風船を拾った人に、連絡を呼びかけている。  平井校長は、「飛ばした風船は、茨城県や埼玉県に届き、連絡をいただきました」と話している。