くらし

切り絵とイースターエッグを紹介

長坂町の清春旅と空想の美術館(清水純子館長)では、「ポーランド クリスマス&イースター展〜冬をかざる 春をよぶ〜」が開かれている。来年三月三十一日まで。

十一月十六日には、同展を後援する駐日ポーランド共和国大使館のエリザ・クロノフスカ・シヴァク一等書記官が訪れ、ポーランドの伝統工芸の切り絵とイースターエッグなどを視察した。

今回の展示では、ポーランドの冬の暮しぶりを紹介する展示内容で、クルビエ地方の生命の木をモチーフにした切り絵とオポチノ地方の太陽信仰をデザインした切り絵など約五十点を展示。期間中、切り絵作品の展示替えも予定している。

エリザ一等書記官は「沢山のポーランドの物を見ることができて嬉しいです」と話し、「十二月二十四日は、友達とケンカしていても、お互いに謝って仲直りします。また、家族が七人いたら、もう一つ椅子を用意して、知らない人が来ても家の中に招き入れて食事をします」とポーランドのクリスマスを紹介する。

一方、今回の展示では、イースター(復活祭)に関連した「イースターエッグ」を紹介しており、ニワトリのタマゴやダチョウのタマゴを使ったエッチング作品、ろうけつ染め作品も展示している。