くらし

石尊神社で「奉納相撲」

nagasaka

白州町鳥原の石尊神社(渡辺陽一神社総代)で、九月二十三日に秋の祭典が開かれ、恒例の「奉納相撲」が披露された。

石尊神社の相撲は、「文政十二年(一八二九年)七月、その筋の上司より甲州相撲目代名執弥惣の書き付けを賜り、甲州一の名辻と称えられ、九月二十八日の例祭には、地方力士の相撲大会の催しがあって『石尊神社の相撲』といって、近郷からも参拝者も詰めかけにぎわいを呈していた」(白州町誌より)としている。

奉納相撲では、同地区の財産管理会の藤森秀春会長は、「伝統ある石尊神社の奉納相撲ができることをうれしく思います」とあいさつした。

当日は、直径三・四㍍の土俵が境内に用意され、子供相撲と大人相撲が行われ、東西に分かれた力士が、行司の「ハッケヨイ、ノコッタ」の掛け声で、がっぷり四つの取り組みに、観客席から声援が上がった。

また、三勝の勝ち抜き戦も行われ、凛火山(上原大典さん)が勝ち抜いた。

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