くらし

「2人のポール」展を開催

nagasaka

高根町清里のポール・ラッシュ記念センターで、園芸家のポール・スミザー氏のイラストを紹介する「ポール・スミザーイラスト展&ポール・ラッシュ+ポール・スミザー〜二人のポールが見る清里〜」を開いている。三月二日まで。

この展示は、スミザー氏が「その土地にあるもので園芸をすることが大事」と語った言葉とラッシュ博士が、教会の石積みをする時に、「『大谷石はここの石ではない。清里の石で石組みをすること』と話していた」(同記念センター)ことが似ていたことから、「同じスピリットだ」と、二年ほど前から企画展の構想があったという。

今回の展示で交差する「二人のポール」は、二人が生きる時代は異なるが、ランドスケープデザイン(環境デザイン)の部分で、「その場にあるもの」という考え方が同じ方向性にあることから、スミザー氏は北杜市で初めて手掛けたガーデニングのデザイン画と、ラッシュ博士の指示によって描かれたキープ協会の前身の「キリスト農村共同体センター」(昭和二十年)のデザイン画が展示されている。

入館料は大人五百円(小中学生二百円)で、水木は休館。問い合わせは☎48・5330まで。

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