くらし

地域の源流を小学生が学ぶ

地域の源流から分水を経て、地域の水田に流れる「水」について学ぶ「水の道を歩く」が、十月二十一日に高根町の三つの小学校を対象にして行われた。

水源を訪ねる企画は、平成十六年に「六ヶ村堰水源ウォーク『ふるさと探検隊』」として始まり、二十四年で終了した。二十五年からは、「村山の郷・育む会」(中村勝一代表)が学校教育と地域の連携の取り組みとして行っている。

当日は、市立高根北小学校、同東小学校、同西小学校の四年生約六十人が参加。中村会長は「東側、西側を流れている川は、どこから来ているのかを学んで欲しい」とあいさつした。

児童は、吐竜の滝や川俣川東沢取り入れ口、水力発電所の見学が行われ、源流からの水の流れや六ヶ村堰で行われている小水力発電について学んだ。