くらし

「ささお村弁当」第2弾発表

nagasaka

小淵沢町の「ささお村づくり協議会」(中山寿弘会長)と「株式会社やまと」(小林久社長)が共同開発している小淵沢町の限定商品「星見里市(ほくとし)ささお村弁当」の第二弾が完成し、九月二十日、小淵沢町の上笹尾公民館で、製作発表会が開かれた。(写真)

今回の発表会は、上笹尾福祉部会議(坂本元会長)が年に四回行っている「はつらつシルバーの集い」事業の一環として行われたもので、上笹尾老人クラブの約五十人が、新作の弁当の味を楽しんだ。

ささお村弁当第二弾は、じゃがいもとホワイトソースだけで作られたシンプルなコロッケや地元の減農薬野菜を使ったズッキーニの味噌漬け、小松菜の和え物、紫黒米など、彩りも豊かで、カロリーも五百㌔㌍ほどに抑え、健康を気づかった仕上がりになっている。

また、注目されるのが「コロッケ」で、スーパーやまと大里店で、九月の中旬に四日間の限定販売を行い連日完売した人気商品を加えている。さらに、鶏肉の照り焼き煮で、若い世代もターゲットにしている。「ささお村弁当」は、同小淵沢店で十月中の販売を予定。価格は四百八十円(税別)。

小林社長は「ささお村の老人はとても元気なので、今後も住民の意見を取り入れた弁当作りを続け、関わり合っていきたい」と話し、予約販売にも対応することにしている。

新作弁当の発表会に参加した手塚靖友さん(79)は「バラエティに富んでいて飽きない。味付けも美味しく、野菜などの好き嫌いに関係なく食べられると思う」といい、新海恵美子さん(70)は、「全部美味しい。明日も食べたくなりますね」と話しており、好感触のよう。

試食会後には、医師や薬剤師を迎えた健康に関する講座が開かれた。

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