できごと

能の楽しみ方を紹介

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能の世界を紹介する入門講座「花のみちしるべ」が、四月二十五日に、高根町のたかね図書館で開かれた。

講師は観世流能楽師の佐久間二郎さんで、当日は約二十人が参加した。

能は、六世紀に中国から伝来したといわれ、室町時代に「観阿弥」「世阿弥」の登場で現在のような能のスタイルになり、足利義満のひ護を受けたことで、貴族階級の芸能になったという。

佐久間さんは、武田神社の能舞台を中心に、能舞台の特徴や、なぜ能舞台には幕がないのか、現世とあの世を結ぶ橋掛かりについて解説し、「シテ方」「ワキ方」「囃子方」「狂言方」という能の専門職について語り、難しいと感じている「能の世界」の楽しみ方を紹介した。

 

◎北杜市の情報は、八ヶ岳ジャーナル