できごと

須玉町若神子で7年目に1度の「御柱祭」

onbasira01 5月4日、須玉町若神子で、無病息災と五穀豊穰などを祈願する、7年目に1度の「ふるさとづくり御柱祭」(同御柱祭実行委員会・中田正文委員長)が開催された。

当日は若神子上の三地区で、若神子諏訪神社の岩下康二宮司による神事が行われた後、中田委員長があいさつに立ち「御柱祭を盛大に行うことは、皆様の協力があってこそ。今日は盛り上がっていきましょう」といい、参加者を奮い立たせた。

onbasira02

木遣唄を合図に始まった里曳きは、須玉小学校と須玉中学校の生徒を中心に行われ、掛け声を合わせながら「一の御柱」と「二の御柱」を曳き、約1・5㌔の若神子商店街を周りながら、若神子諏訪神社を目指した。

里曳きに参加した下宿地区の中込小春さん(須玉小・1年)は「みんなで力を合わせて柱を引いたので、あまり重くなかった。お父さんもお祭りに出ているので楽しいです」と話した。

里曳きに続いて、男性が顔を白く塗って仮装した長持ち行列や、舞踊部の女性たちによる踊りが練り歩き、見物客を楽しませた。

onbasira03

午後4時には、2本の御柱が同諏訪神社へ到着し、木遣唄に合わせて建て御柱の儀式が行われた。