園児が田植え体験
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市内でブルーベリーを栽培する生産者グループ「八ヶ岳南麓ブルーベリー組合」(小尾能敏組合長)の協力により、保育園の一角にブルーベリーの苗木を植える取り組み「保育園ブルーベリープロジェクト」がスタートし、5月2日、高根町のみどり保育園(望月はるみ園長)で、苗木の植樹が行われた。
当日は、同組合のメンバー4人が、みどり保育園を訪れ、年長児20人と一緒に、ブルーレイ、レイトブルー、バークレーの3品種の苗木を植樹した。
園児たちは、園庭の一角に、保水効果のあるピートモスを混ぜた土を敷いてから、苗木を植えて、「大きくなあれ、おいしくなあれ」と言いながら、素手で土を平らにした。
このプロジェクトは、子供たちを通して、ブルーベリーのイメージアップを図ろうと計画されたもので、小尾組合長は、「ブルーベリーは、『外国のフルーツ』や『加工材料』という意識が根強く残っている。このイメージを払拭するには、生で食べてもらうのが一番良い。ブルーベリーの生食が子供たちを通して広がり、イメージアップにつながれば」話している。
同プロジェクトは、市内の公立保育園7園で実施され、各園3本ずつの苗木の植樹が完了している。