くらし

生徒・学生が選挙に行きやすい環境を

senkyo

6月15日、北杜九条の会連絡会では、7月10日に行われる参議院議員通常選挙から適用される「18歳選挙権」の行使が円滑に進められるよう、要請書を市内の高等学校や大学などに提出した。

要請書では、「(選挙権を行使することは)市民としての政治に参加する大切な機会になる」とし、「(7月10日は)学校行事を計画せずに、生徒が権利行使できる条件をつくること」など、生徒や学生が投票に行きやすい環境づくりを求めている。

同会では15日に、市立甲陵高等学校、県立北杜高等学校、帝京第三高等学校、帝京学園短期大学、県立農業大学校の5箇所を回り、要請書を提出した。

「18歳選挙権」の活動は、公職選挙法の改正(6月19日施行)に伴い、20歳以上だった選挙権が、18歳以上に引き下げられたことを受け、同会では、投票日と期日前投票で、生徒や学生が、学校行事などによって棄権してしまうケースを減らし、一票に対する関心を高めてもらうために、対象になる学校に要請書を提出した。