できごと

瀬辺佳子彫刻展始まる

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小淵沢町のフィリア美術館で、「瀬辺佳子彫刻展」が行われている。9月25日まで開催。

樹脂石こうを使った作品は、「人間」がテーマ。展示作品は、高さ2㍍ほどの「アジール・ハレ」、「アジールの旗」や「急ぎすぎた男」(高さ30㌢)、「私を愛して」(高さ1・5㍍)などの彫刻作品やドローイング作品など約50点を紹介する。

瀬辺さんがブロンズ作品から、樹脂石こうを使った作品づくりに切り替えたのは、15年ほど前で、複雑な構図を台座からすべてつくりあげ、人の動きや表情を表現しており、「やわらかポーズに合わせて表情が変わる。歌舞伎のシーンや、エロチズムも重要」という。

一方、小淵沢町の手しごとやと瀬辺さんがコラボレーションした「塩味煎り豆」(70㌘・300円)のフィリア美術館限定販売もスタートした。黒豆と白豆の煎り豆のパッケージに、瀬辺さんのイラスト作品を紹介したもので、期間中に数種類の作品を紹介することにしている。

問い合わせは☎36・4221まで。