懐かしい宣伝版「琺瑯看板展」
nagasaka
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昭和初期の洋画家・岸田劉生氏の孫で、清春白樺美術館の館長を務めた岸田夏子氏の作品と、市内の桜を紹介する企画展「岸田夏子が描く清春の桜~競演 天然記念物のサクラ今昔~」が、5月7日まで、長坂町の北杜市郷土史料館で開催されている。
同展では、「平和へのメッセージ」をテーマに、岸田氏が清春白樺美術館の桜をモチーフに描いた朝・昼・夜の3部作を展示。戦時中の疎開経験で感じた自然の素晴らしさと、そこから生まれた平和への希望が込められた作品という。
また、国指定天然記念物の「山高神代ザクラ」(武川町)や県指定天然記念物の「清春のサクラ群」(長坂町)、「神田の大糸ザクラ」(小淵沢町)など、市内の国・県・市指定天然記念物に指定されている7件の桜について、大正期や昭和期、現在の桜の様子を写した写真パネル13点を展示して、時代の移ろいと共に変化する桜の様子を伝えている。
同館では、「清春の桜を見た後に立ち寄ってもらい、平和の願いを込めた桜の絵を見て、なにか感じてもらえたらうれしい」と話し、来場を呼びかけている。
休館日は月曜日で、入館料は200円(小中学生は100円)。問い合わせは☎32・6498まで。
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