トレランの魅力紹介、山本健一選手の写真展12月21日まで。
旭町在住のプロマウンテンアスリート・山本健一選手の活動を写真で紹介する「職業山岳ランナーヤマケン〜山本健一写真展〜」(韮崎市主催)が、韮崎市民交流センターニコリで開かれている。12月21日まで。
この写真展は、山野を走るトレイルランニング(以下:トレラン)競技の魅力や、山の楽しさを伝えることを目的に実施しているもので、山本選手が2015年〜今年10月までに出場した国内外のトレラン大会をはじめ、鳳凰三山での練習風景などの写真約20点を展示している。
14日は、山本選手がギャラリートークを行い、県内外から約30人が参加。「写真を見るのと、実際に行くのは違う。山には人を変える不思議な力があるので、興味があれば足を運んでほしい」と語り、鳳凰三山の地蔵ヶ岳の頂上部にある「オベリスク」と呼ばれる尖塔を下っている写真を紹介。
また、今年10月にフランス領のレユニオン島で開かれた大会に出場し、「死の谷」といわれる谷を登り切ったときの写真について、「結果が総合10位で表彰台に登れず悔し涙が出た」と振り返り、「諦めずにこれからも大会に挑戦していく」と語った。
南アルプス市から参加した有野寛都さん(白根巨摩中3年)は、「自分もトレランをしている。世界で活躍する山本選手の話を聴いて、競技に取り組む意識やストイックさを学んだ」と話した。
同写真展は入場無料で、開館時間は午前9時〜午後5時まで。
問い合わせは☎30・4321まで。
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