できごと

北杜市長選 現職・渡辺氏が出馬を表明

 11月の任期満了に伴う北杜市長選挙で、現職の渡辺英子氏(73)は8月18日の臨時市議会で、2期目の再選を目指して出馬する意向を表明した。既に元市議会議員の上村英司氏(49)、市議会議員の池田恭務(やすみち)氏(47)、県議会議員の大柴邦彦氏(62)が立候補を表明しており、過去最多の激戦となる見通し。

臨時市議会の冒頭、渡辺氏は、「子育てや福祉、移住定住、女性の活躍、災害対策など、さまざまな取り組みを進めて市の強固な基盤を築いてきた」と振り返り、「未来への準備を進めた責任者として継続することが必要」と述べた。

また、「新型コロナウイルスの感染防止と経済再生に向けた取り組みは道半ばであり、この窮地を乗り越えることは私の使命」と話し、医療や介護、教育現場の感染防止対策の強化や学習支援、事業者の感染対策と販売促進を支援する新規制度の創設などに取り組むとした。

北杜市長選は、11月8日告示、15日投開票。