ミヤマホオジロ

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「森のリーゼント野郎」の異名の通り、ミヤマホオジロの雄は真っ黄色の顔に黒髪のリーゼント(冠羽)、黒いサングラスを掛けて決まっているかに見えて胸元には三角の黒いよだれ掛け(笑)。印象的なビジュアルはとても魅力的です。

ミヤマホオジロはホオジロやカシラダカの仲間で、夏を朝鮮半島、中国、ロシアで繁殖し、主に本州中部より西に冬鳥として飛来します。

山梨県の準絶滅危惧種としてレッドリストの指定を受けており、多くの野鳥が観察される八ヶ岳南麓でも沢山はみられません。

地面で草の実などの餌を探すことが多く、珍しく樹に止まってくれた時の一枚です。

5年ほど前からカワラヒワの群れに混じって現れ、年々増えて今年はミヤマホオジロだけで4、5羽の群れをつくっています。

(文・写真 小戸森至)

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