できごと

140年ぶりの天体ショー

 (写真は午後5時40分頃)

月の約98%が隠れるという「ほぼほぼ皆既月食」が、11月19日午後5時過ぎから東の空で確認できるようになり、高根町の高根クラインガルテン駐車場には、家族連れなどが訪れ、刻々と変化する月食の天体ショーを楽しんだ。

今回のように月の98%が隠れる月食は、1881年12月6日以来で、140年ぶりの珍現象といわれている。次回見られるのは65年後の2086年11月21日。

また、皆既月食は来年11月8日に全国で見られるという。

 (写真は午後6時頃)

高根町の高根クラインガルテン駐車場には、星見里(ほくと)の会のメンバーが「部分月食を見よう!」と月食を観察するための椅子や望遠鏡、双眼鏡などを準備。午後5時過ぎに東の空の月食が肉眼で確認できるようになると、ぞくぞくと駐車場に人が集まってきた。

時折雲に邪魔されながらも刻々と変化する月食ショーは6時頃にピークを迎えた。