くらし

朝食レシピを動画で紹介

北杜市は、市内の小中学生が朝食のレシピを考える「令和3年度おはよう!朝ごはんコンテスト」の受賞作品を紹介する動画を作成し、1月26日から、動画投稿サイト「ユーチューブ」の市公式チャンネルで公開を始めた。(写真)

このコンテストは、朝食を食べる習慣を子供たちに身につけてもらおうと、市が毎年開催しているもので、今年度は、「みそ汁&おむすびセット部門」と「マグカップでチン!部門」の2部門で、昨年9月3日までレシピを募集。

両部門で合わせて486点の応募があり、北杜市産食材の使用や手軽さ、独自のアイデア、栄養バランスなどの項目で審査を実施。今回は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で書類審査のみとなり、両部門でそれぞれ6点の計12点を入賞や特別賞に選定した。

動画では、受賞作品のレシピをそれぞれ2〜3分程度の調理実演で説明しており、キュウリとカブの浅漬けや枝豆を混ぜたおにぎりを薄焼き玉子やハムで巻いた「三色巻きむすび」をはじめ、オクラやモロヘイヤ、とろろ昆布を使った「ネバネバパワー味噌汁」などを紹介。

今年度から新たに設けられた「マグカップでチン!部門」は、加熱方法を電子レンジに限定し、手軽さを重視したもので、「栄養満点!ビビンバ!」や「和風おむらいす」、冷凍エビ焼売(シューマイ)を使った「焼売スープ風リゾット」など、子供たちの創意工夫が盛り込まれたさまざまな料理を紹介している。

市商工・食農課の担当者は、「発想が豊かで見た目も楽しいコンテストの受賞レシピをきっかけに、朝ごはんを食べる習慣を身に付けてくれるとうれしい」と話している。

動画サイトはこちらから